2023年9月4日月曜日

番外編その1「映画、めくるめく冒険 ~初めての沖縄・前編~」

こんにちは!
普段は映画のレビューblogをしているのですが、今回は特別編「映画、めくるめく冒険 ~初めての沖縄・前編~」をお送りします!
(※この度の内容は、ちょいちょい映画ネタを挟む事はあっても映画レビューではありません!)
当blogのイラスト担当かつパートナー(城間さん)の父方の実家が沖縄であり、旧盆に合わせて今回初めて沖縄へ行ってきました。
実は沖縄は、中学時代から「こげぱん 沖縄ぶらり旅日記」(他のシリーズも良き)を熟読していた身として
「いつかは行ってみたい場所」でした。
8/29から9/3の6日間、初めての沖縄です。
中学時代から聖書のようなもの。


1日目。
飛行機の窓から沖縄が見えたとき、脳裏をかすめたのは深作欣二監督の傑作『博徒外人部隊』(1971)で沖縄へ乗り込む時の鶴田浩二でした… おれたちの履歴書!おれたちの縄張り!

到着したのが夕方だったので、ホテルのチェックイン&小休止をすると、夜ご飯を求めて街へ出ました。
初日の夜は居酒屋「うりずん」で夜ご飯。
ここには「豆腐よう」「スクガラス豆腐」「スーチキ」などザ・沖縄の料理を食べられる場所として「こげ旅」にも紹介されており、先ず行っておきたいお店でした。
出てくる料理はいずれも美味!
嬉しい誤算だったのは「中身汁」なるもので、豚の大腸、小腸、胃(要するにモツ?)に薄切り椎茸が具材のすまし汁。
モツも椎茸も苦手な僕ですが、パクパクいけました。沖縄ではお祝い事に食べるものだそう。
初日から良い物いただきました。

2日目。
城間さんの友人(Iさん)と合流し、職場の元先輩(Hさん)が勤める染め物屋「首里琉染」へ行きました。

ここではサンゴ礁染め体験をしてきました。
サンゴ礁で作る模様は、華やかで少し懐かしいような。お手本や他の人が作るものとは随分違いますが、オンリーワンのTシャツを作れて満足でした。


しかも「首里琉染」のある首里周辺は「こげ旅」に載ってたお店(ぶくぶく茶屋)があったり、首里劇場なる元映画館を発見したりと、思わぬ出会いの多い散歩が出来ました。

2日目の夜は「うりずん」の姉妹店「ぱやお」で、ここでも沖縄料理を堪能しました。

栄町通りという飲み屋街の中にあり、ごった返した雰囲気はなかなかにディープ。
歩くだけで楽しい感じです。

3日目。
僕と城間さんとIさんの3人で泊港の朝市場「泊いゆまち」へ海鮮丼を食べに向かうと、盆休みのため市場がやってない!
急きょ近くのソーキそば屋に変更したのですが、480円という安さとは思えない美味しさ!
お店の古い雰囲気と言い、夏真っ盛りに食べてる!という感慨に耽りました。
沖縄でソーキそばを食べるのはこの日が初めてで、嬉しいソーキそばデビューでした。

朝食後は国際通りの近くにある「壺屋やちむん(焼き物の意味)通り」へ繰り出し、やちむんを見、気に入った物を購入。僕はシーサーを買いました。
何となくウィリアム・フリードキン監督版『恐怖の報酬』(1977)に出てくる石像に似ていた&可愛らしかったのが決め手です。
問題の石像。
やちむん通りを歩いていると、侯孝賢などの映画で観る台湾の雰囲気に似ています。
台湾は、フィンランドと並んで訪れたい外国の筆頭なので、何だかウキウキしちゃいました。

国際通りへも足を伸ばし、人生初のブルーシールアイスを食べました。店内がいっぱいでテラス席での飲食だったものの、かえって乙なものでしたよ。


夕方から夜にかけては、城間家へ行ってきました。
お盆はご先祖を迎えたり送るだけでなく、集まったお互いの様子や近況を確認し合う機会でもありますね。
文章量が多いため、いったん区切ります。
4日目以降は、後編に続きます!

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